ジェットコースターが大の苦手だった私が、止むを得ず克服してしまった方法ー前編
あれは忘れもしない、初の海外での出来事でした。
意気投合して友達になった英会話(語学)学校の友達が、「面白い遊園地があるよ」と言ってくれたので、心が開放的になっていた私は、2つ返事でいくと言ってしまったのです。
その遊園地は私が大の苦手の「ジェットコースター」がメインだったとも知らず。。。
今回と次回で、そんな私がカナダのトロントで逃げられないジェットーコースターに対して、ジェットコースターを克服するまでのお話をいたします。
私の初海外はカナダのトロントでした
私の初海外は、20歳の時でした。
厳密には、19歳。
飛行機の上で、誕生日を迎えました。
17時間の直行便フライト。初海外。ドキドキしながら迎える誕生日。特別でした。
飛行機の中では興奮しすぎて、隣の学生さんに思わず声をかけてしまうほどでした。(普段なら絶対しなかったと思います。)
日本とカナダは時差が13時間。
そのため、カナダでも私は誕生日を迎えることになるのです。
初海外は英語の短期留学ー語学学習のためでした。
私の初海外は、語学学習とホームステイがセットになった4週間ものでした。
サークルの1歳上の先輩が語学学習をしていて、英語がペラペラだったので「いいなぁ。格好良いなあ」となんとなく思って、思い切って行ってみたのです。
トロントに着くと、そこは異国そのもの。
飛行機からホームステイ先までは、英語しか話せないドライバーさんが担当してくれました。
街中は日本人が一切見当たりません。
ホームステイ先に着くと、かなり気さくで心優しいJudyさん。
私が誕生日と言うと、着いたその日にケーキを用意してくれて、祝ってくれました。
1〜2週間で海外生活になれると、心が開放的になった
最初の1、2週間は驚きの連続でした。
テレビから流れてくる音ももちろん英語ですし、
電車に乗っても、トロントは移民の国ですので、本当に様々な人がいました。
アイスクリームは日本の2倍の大きさで、2分の1くらいの価格でした。
日本で過ごしていた私には大きな衝撃が多い毎日でした。
そんな毎日を過ごして2週間。カナダの広大さ、人々の自由度の高さにも慣れて、心が開放的になりました。
3週間目に訪れた「遊園地に行こう」と言う友達からの誘い文句
生活に慣れ、行きたいところもほぼ行ったという状態になると、私もどこかさらに楽しい場所を探していました。
そこでタイミングよく、友達が「遊園地に行こうよ。なんか電車で1時間くらいの所にあるみたいだよ。」と教えてくれました。
「おっ、楽しそう。行く行く。」
このように、2つ返事で行くと言ってしまったのです。
Canada's wonderland ジェットコースターばかりの遊園地
出典:https://www.canadaswonderland.com/
着いた場所は「カナダズワンダーランド」
私が想像していた遊園地とは全く異なっていました。
私の目に入ってくるものはすべて、なんと「ジェットコースターと悲鳴」
そして、一緒に行った女の子3人ともが、「キャー。ジェットコースター。私たち大好きだもんね。楽しみだね。」
き、聞いてない。。。
私はとんでもない所に来てしまった、と思ったのでした。
続きは次回に。