前回は、初海外のカナダのトロントに行った時に、気分が高揚しました。
そして、後先考えずに、「遊園地だから行く」となった結果、
ジェットコースターだらけの遊園地にたどり着いてしまったことをお伝えしました。
今回は、そのジェットコースターをどうやって克服したか?について具体的に説明いたします。
- 私はジェットコースターが大の苦手でした。
- ジェットコースターを待つ列で、全身から冷や汗が止まりません
- 最初から妥協のないジェットコースター=覚悟するしかない
- ジェットコースターがいやだ→楽しいという気持ちに変化させた
- ジェットコースターが楽しめるようになった
私はジェットコースターが大の苦手でした。
遊園地で苦手なもの。それはポセイドンとジェットコースター。
地に足が付いていない感がどうしようもない。
だから、近くにあるものに力を思いっきり入れてつかまる。
そして、時間がすぎるのを淡々と待つ。
これが唯一の戦略でした。
あの、ジェットコースターの落ちる、浮く感じ。
それが大の苦手。
場所は、カナダのトロント。ハイテンションだった私が、ジェットコースターに乗る前に、テンションが激落ちしました。
ジェットコースターを待つ列で、全身から冷や汗が止まりません
しかし、私にはプライドがありました。
一緒に行った女性3名に、弱音を吐くなんてことはできません。
トロントでは、「英語が話せるし、頼りになるし」と言われていたのです。
そんな私が、弱音を吐けない。
そこで出した答え。
わかった、ジェットコースターを1つだけ乗って、あとは気分が良くなくなったと言って休憩していよう。
そう思ったのです。
3人にこれ乗ろう、これ乗ろう、と連れて行かれて、
「もう何でも良い。でも1つだけだぞ」と言い聞かせました。
しかし、列に並んだジェットコースターはなんと、
足がプランプラン、ねじりが入って、1回転も2回転もぐるぐる回るとんでもないジェットコースターだったのです。
終わった・・・
足を踏ん張れる板すらない。。。
全身から冷や汗が止まりませんでした。
最初から妥協のないジェットコースター=覚悟するしかない
全身の冷や汗と共に、刻一刻と乗車の時間が迫ってきます。
心臓の音がドクッ、ドクッと聞こえてきました。
これ、耐えられないかもしれない。
そこで、私、思いました。
行くしかない、楽しむしかない
そして、あの、落ちる瞬間にいつも自分が思っている時に、言葉も変えました。
来る、来る、とあの腰が浮く感じ、の時に
来い、来い、楽しい、楽しい、わぁー
と
心を下に向かせずに、心を上に向かせたのです。
ジェットコースターがいやだ→楽しいという気持ちに変化させた
心をいやだ、逃げる、という方向に行かせずに
心を、そうだ、もう楽しむしかない、という方向に行かせたのです。
今までは、いやだ、これに捕まっていよう。という戦略しかなかった。
でも、その戦略を変えてみました。
その結果・・・
その回転ひねりの時に、「楽しい」と脳に錯覚させることに成功し、
ジェットコースターが楽しくなってしまったのです。
初めての感覚でした。
ジェットコースターが楽しめるようになった
ジェットコースターが終わってから気持ちよくなったのは初めてでした。
「なんか楽しい」
そのあと、1日中、ジェットコースターを乗ることになりました。
後ろに行くもの、立ちながら乗るもの、木でできているもの。
何でも来い!!!
の感じになりました。
本当に不思議でした。
それまで、ジェットコースターに乗るのが苦手だった私が嘘のように、ジェットコースターが楽しくなってしまいました。
帰る時には、ジェットコースター大好きの3人よりも、「あの立ちながら乗るジェットコースター最高だったよね。」と言って、3人からひかれるくらいでした笑