前回までで、弊社の塾が天命で始まり、1名の生徒が無事卒業。
次の生徒も、なぜか不思議に決まって始まったことをお伝えしました。
今回は、天命であるはずなのに、その子が第一志望に合格しなかったお話です。
- 2人目の生徒は、吹奏楽に命をかけていた女の子でした
- まずはできること。手の届くところ、足の届くところから
- 私の勉強法が合っているかわからないので研究材料を購入
- 天命であるはずが、第一志望に合格せずにショック??
2人目の生徒は、吹奏楽に命をかけていた女の子でした
思いがけず始まった塾。
無事に卒業生を出して、もう教えることはないかなと思っていたところ、
お母さんの「教えてください」という声とともに、その2ヵ月後には次の生徒が決まりました。
その女の子は、吹奏楽部に所属していました。
朝から晩まで毎日学校で練習し、つかれきってしまうので、ほとんど学習ができないということでした。
志望校は、公立高校で吹奏楽部が強いところ。
ある学校に合格したい、と強い気持ちがありました。
さぁてどうしようか。
まずはできること。手の届くところ、足の届くところから
その頃の私は、斎藤一人さんの本も同時並行で読んでいました。
「大強運」とは、手の届くところ、足の届くところに、一歩ずつ上がり続けていくことなんです。
斎藤一人 強運
自分の手が届くところ、足が届くところのことをする。
つまり、自分が今できることからつなげていくこと。
それをすることによって縁が縁を呼び、上手くいくようになっている。
私の戦法は、1人目の生徒と同じように、学校のノートや提出物をできるようにしました。
すると、B評価だったものがA評価に上がり、学校の成績表がみるみるうちに上がって行きました。
2人目の生徒はさらに何か違うことができる様子だったので、さらに成績を良くするための方法を考え始めました。
私の勉強法が合っているかわからないので研究材料を購入
私は実は、面白い経歴を持っています。
小学校の時、かなりの荒くれ者で、
・学校から脱走する
・みんなで書いていた日誌は破る
・机を蹴っ飛ばす
・無断で学校に入り込み、全校放送で職員室に呼び出される
・・・など散々なことをして先生にご迷惑をかけていました。
そのため、小学校の成績はめちゃくちゃ良くなかった→当たり前です
ですが、実は中学校の時に改心しまして、独学で中学3年生の時にオール5をとったことがあります。
そのため、その方法を彼女に教えようと思いました。
しかし、その方法が誰にでも当てはまるものとは思っていなかったので、研究材料が必要でした。
そこで、たまたまインターネットを検索していて見つけたのがこちらの教材でした。
「サクラサク高校受験勉強法」
この教材を販売している坂本七郎さんという方の無料メールマガジンなども拝見して、とても親身で素敵なことを教えている先生と拝見し、教材を購入して見ました。
すると、受験までの明確な道が見えるようになり、吹奏楽部に在籍していた生徒も、
・どの教材を購入すれば良いのか?
・夏休み、冬休みに何をすれば良いのか?
などすべて指示できるようになりました。
やはり、導かれている・・・そう思った瞬間でした。
坂本七郎先生の本に書かれていた、普段は数学と英語の予習復習をしっかりと行っていくことも、私が中学校の時に実践していた方法でして、「やはり正しかったんだ」と思いました。
自信を持って指導できるようになり、その女の子も、学校の定期テストの点数も上がり、すべては上がり調子になっていきました。
天命に導かれていると、自ずと上手くいく。
それを2人目の生徒でも体感していきました。
のちに、坂本先生は、以下のような本を出し、こちらもとても良い本でした。
特に、目で見て覚える漢字の学習法に関しては、今も塾生に教えて、大好評です。
ぜひ、漢字が覚えるのが苦手な生徒さん、お子さんがいたら、上記の本を参考にして見てください。
天命であるはずが、第一志望に合格せずにショック??
弊社は開業以来、経営コンサルタントを雇っています。
その経営コンサルタントが
「Satoさん、塾をするのは良いですが、合格しなかった時のショックなどは大丈夫ですか?」
と常々言われていました。
私はその当時、「大丈夫です。」
かっこ、(天命で、導かれているので、困ったことは起こらないので、)
と思っていました。
事実、その吹奏楽部の子も、10月まで発表会があり、そこから受験に取り組むと、冬休みもかなりの時間勉強して、かなり良い感じで1月を迎えていました。
受験まであと数週間。
できることもすべて行い、いざ、受験に臨みました。
大人しめの子だったのですが、闘志がみなぎるものを感じ、前の塾では成績が上がらなかったけれど、今は充実して成績を自分であげている実感があったようでした。
だから、私も合格するものだと思っていました。
しかし。。。
合格発表の日、待てども待てども電話は来ません。
そして、最後の最後、お母さんから電話がかかってきました。
「あの、、、すみません。。。合格できませんでした・・・」
私はあまりのショックに、どうしよう、と思いました。
これは困ったことだったのだろうか?やはり塾は天命ではなかったのだろうか?
そう、自分の中で自問自答が始まったのでした。
続きは次回に