福島の進学校に通っていた時、
勉強が嫌いで、学校も嫌いになり、不登校になりました。
友達のおかげでそこから脱することはできましたが、勉強嫌い、
大学も見えずに、死人のように高校にただただ通っているだけでした。
そんな私におばから「東京においでよ」の誘いが。
そして、毛嫌いしていた東京での出来事です。
- いとこのおばさんの粋な計らいー楽しい場所のオンパレード
- 夜は焼肉の食べ放題をごちそうになる
- 大人になるまで無意識に大好きだった食べ放題の何に惹かれたか?
- 新宿の夜景を散歩しながら見て、心から感動する
- 夢は目指せ東京ーいとこのおかげで新宿に魅せられて
いとこのおばさんの粋な計らいー楽しい場所のオンパレード
出典:https://tokyo-joypolis.com/
一番最初に連れて行ってくれた場所、そこは、ジョイポリスと呼ばれる屋内型の遊園地でした。
当時、新宿の高島屋の中に遊園地が入っていました。
屋内型の遊園地でさえ初めてなのに、そこには何と、ジェットコースターが縦横無尽に走っているのです。
「なんだここは?」
度肝を抜かれました。
体感型のアトラクション。
ヘッドフォンをつけて、ホラーを体験。
オールを使って川を下るのを体験。
とにかく室内なのに、体を動かせて5感をバッチリ使って楽しめました。
「楽しい」
ふさぎ込んでいた気持ちも、どこかに吹っ飛んでしまいました。
今はお台場にジョイポリスがあります。
夜は焼肉の食べ放題をごちそうになる
いとこが住んでいる家の近くに、焼肉食べ放題のお店がありました。
そこに連れて行ってもらいました。
当時、福島県で僕が住んでいる地域は食べ放題が珍しかったため、ここにも感動しました。
思えば、この時が初めて感動した食べ放題だったのだと思います。
この日以来、食べ放題があると、どこにでも出かけていました。
食べ放題がなぜか大好き。
大学生になっても社会人になっても食べ放題に出かけていました。
そこにはこんなところにルーツがあったのだと記事を書いていて改めて発見しました。
東京のいとこの家に来ると、この食べ放題の店に連れて来てもらえる。
心のオアシスのようになっていました。
それもそのはず、 不登校でうつ病のようになっていた私ですが、あの夜、肉をたくさん食べて、「美味しい美味しい」 と感動する度に、
悩むマイナスの気持ちよりも、楽しいプラスの気持ちが増えていった
からだったのでした。
大人になるまで無意識に大好きだった食べ放題の何に惹かれたか?
食べ放題の何に惹かれたか?
それは、値段が一定の安心感。食べる種類の豊富さ。などいろいろあると思うのですが、
今思えば、
進学校という縛りの中、勉強しかできないわずらわしさ、自由にならない日常があって、
東京に来た時の非日常空間。
そんな中、おばが「Satoくん、自由に何でも食べて良いんだよ。」と言われて、自由にできた、何でもして良いと言われた、その自由さに心底感動して、自分の自由を体感できた場所なのだと思います。
新宿の夜景を散歩しながら見て、心から感動する
出典元:【新宿】夜景プロが選ぶ!無料で楽しむ夜景スポット7選【Lets】レッツエンジョイ東京
いとこの家は新宿の近くにあったため、新宿の夜景を横目に歩いていとこの家まで帰ってきました。
巨塔のようにそびえ立つ、巨大ビル群の間をぬって。
そんな中を、夜、気持ちよく颯爽と歩くと、
「新宿ってすごいなぁ。楽しいなぁ」
という気持ちがいやが応でも湧いてきました。
夢は目指せ東京ーいとこのおかげで新宿に魅せられて
結果的に、その東京の旅は、私にとって感動の連続でした。
魅力的なビル群。
福島にはない繁華街。にぎわい。
見るものすべてが新しく、学校の勉強とは違う楽しさがありました。
例えば、東京のバスは事前料金制、
福島は遠くに行けば行くほど、料金がかかっていくのに、東京のバスは事前に同料金を徴収するなんて、すごい。
そんなことにも感動を覚えていました。
その後も、高速バスを利用して、休みの度にいとこのお宅に世話になりに来ていました。
いつしか、「将来は東京に来たい」と思うようになっていました。
東京に行く方法を考えるのでした。
続きは次回に