今週のお題「好きなスポーツ」
今週のお題について、
僕が大好きなスポーツはバレーボールです。
このバレーボールで、実は、すごい発見をしました。
どんな人がチームメイトでも、8割の確率で勝ってしまう
秘訣がわかりました。
時には、県選抜の選手がいる相手に、
素人軍団の僕たちが勝ってしまった時もありました。
今日はそんなお話です。
- バレーボールのど素人が、県選抜に勝つ?
- バレーボールだから勝てるルールと心理に気づいた
- 言葉の力で、チームが勢いづいた。そして決勝まで足を運ぶ
- 勝率9割以上になるバレーボールの声かけとは?
- 声かけによって、チームの勢いが断たれない
- バレーボールと人生は言葉をかける上で共通してる?
バレーボールのど素人が、県選抜に勝つ?
バレーボールの魅力とは、
相手の中に、どんなにすごい選手が1人いても、
ど素人軍団で勝ってしまうことが起こりうることです。
僕がバレーボールが好きになったのは、小学生の時。
父と母が毎週土曜日に小学校の体育館でママさんバレーをしているのを見て、
面白そうだなぁと思って、参加したのがきっかけです。
中学校の時は、クラスメート10名くらいと
毎日のようにバレーボールでトスをして遊んでいました。
そんな僕が、バレーボールで奇跡を体感したのが高校3年生の時です。
学年対抗の球技大会で、
バレーボールの種目にエントリーした僕たちの一回戦の相手は、
福島県選抜の選手がいたチームでした。
スパイクやサーブのスピードが半端なくて、最初は
「絶対勝てねー」
とチームメイト内でも弱気発言が目立ちました。
しかし、バレーボールのルールとある心理面が働いて、
僕たちは奇跡の大勝利をおさめるのです。
バレーボールだから勝てるルールと心理に気づいた
弱者、素人集団の僕たちが勝ってしまったバレーボールの特徴には2つあります。
その1つがローテーション
県選抜の選手が前にいるときは、スパイクでやられますが、
後方に下がった時は、トスがうまい選手が前にいなかったので、
バックアタックができず、攻撃ができませんでした。
もう1つが、県選抜の選手の、強くてギリギリのサーブ。
強くて上手いサーブを打ちなれているためか、いつもギリギリをねらったサーブが多いので、
ミスが多いのです。
特に、僕たちが点数が多く取れて、「絶対ここで決めたい」という心理が働くと、
プレッシャーからか、ミスが多くなっていました。
そして、僕たちができる対抗の仕方が、仲間への声かけでした。
言葉の力で、チームが勢いづいた。そして決勝まで足を運ぶ
相手チームのミスに助けられて、僕らは点数を稼ぎますが、
もちろん、僕たちも素人集団。ミスが多いです。
だからこそ、
ミスをした時の声かけが、ポイントだ
と気付いたのです。
負けているチームは、
「えっ、そこで何でミスするの?」
「ありえないっしょ」
と
自分の仲間なのにもかかわらず、攻撃する気持ちや雰囲気が流れます。
特に、上手い人やワンマンチームだと顕著で、
明らかに雰囲気がわるくなるのです。
そのため、僕はあえて、
「ミスなんて当たり前。チャレンジしたってことだから切り替えて」
「ファイトファイト。次、うまく行かせよう」
と言葉をかけました。
すると、素人の僕たちは
「そうだそうだ」
とミスに対して、萎縮することなく、プレーすることができました。
そして、一丸となることができ、
ついには
県選抜率いるチームに奇跡の勝利をあげることができたのです。
これは面白い発見でした。
めちゃくちゃうまい選手が1人いても、素人集団である僕たちが勝利したのです。
勝率9割以上になるバレーボールの声かけとは?
僕は、地域のママさんバレーのチームに参加しています。
今は緊急事態宣言などがあり、なかなかバレーボールができていませんが、
その前までは毎週のようにプレーをしていました。
その時、気づいたことがあります。
それは、
ある声かけをすると、
僕が一緒になったチームは8割近い勝率になることです。
5セット、6セットとプレーしても一度も負けないということが頻繁にありました。
僕も含め、素人の人が多い中で、さらには高校生や中学生も参加する中で、
なぜか僕が一緒になる人のチームは負けません。
その声かけが、
①「ミスをしたら責めない」声かけ
②「ミスをしても気持ちの良くなってもらう」声かけ
の2ステップです。
声かけによって、チームの勢いが断たれない
勝てないチームは、せっかく勢いに乗っているのにミスになってしまう、
そう、スポーツを見ていると感じていました。
しかし、実際にプレイヤーになると、
さらには、特に自分以外のチーム戦になると、
ミスが起こらないことはありえません。
だから、どうすれば良いか?というと、
ミスが起こる前提で、物事を考え、
人が落ちこむ、チームが落ち込む、という要素を徹底排除する作戦をとっています。
それが先ほどお伝えした、
①「ミスをしたら責めない」声かけ
②「ミスをしても気持ちよくなってもらう」声かけ
です。
例えば、
サーブが大きくて、アウトになってしまったときは、
①「惜しいねー」「ドンマイ」
②「力があって良いサーブだねー。気持ち良いねー」
と言います。
さらには、「それをスパイクで叩きつけたら気持ち良いよねー」
なんて、スパイクで打つ時に気持ちの良さをイメージさせます。
ネットに引っかかってしまったときは、
①「惜しいねー」「もうちょっとだったね」「ミスなんて珍しいじゃん」
② めちゃくちゃ良いスパイクだったよね。次は入るねー。
のような感じです。
大切なのは、必要以上に落ち込ませない。
ミスは当たり前だけど、珍しいこと。
そして、次をイメージさせることですね。
さらには、チームにも「まだまだいけるー」という気持ちを喚起させます。
すると、相手はそのような声かけは見られずに、
「自分のミスや仲間のミスでテンションが下がってしまって」
負けてしまうことがわかったんですね。
バレーボールと人生は言葉をかける上で共通してる?
人生ももしかしたら一緒かもしれません。
自分がミスしたとき、どんな声かけをしているでしょうか?
僕は若い頃、自分を責める声かけをしてしまって、
ずっとテンションが低くなってしまったり、
気分を取り戻すまで時間がかかっていました。
しかし、今は塾の子たちも含め、落ち込みは最小限にして、
次にチャレンジできる声かけにしています。
すると、子どもたちからは笑顔が途絶えずやる気につながり、
成績アップにつながります。
僕自身も次々と幸せを体感し、人生がうまくいっています。
今回はバレーボールでしたが、人生でも大切なことかなぁと思いました。
以上です。