中学・高校の英語・英検の勉強プリント-大人の英語学び直しにも

中学と高校の英語教科書の解説。英語の成績をあげていきましょう。

接客業の英会話がうまくいくための方法とは?

英会話の勉強を始めているのですが、 何から手を付けて良いのかわかりません。 中学校ではろくに勉強もしてなかった為、 全くゼロに近いレベルです。 どのような手順で勉強していけば効率が良いでしょうか?段階的に①〜といった具合に手順を教えてください。 目標は ・簡単な映画を字幕無しで見れる。 ・接客業なので、外国人の対応ができる。 などです。

引用元:

英会話の勉強を始めているのですが、何から手を付けて良いのかわかりません。中学校... - Yahoo!知恵袋

 

塾講師および英会話講師のゾウが、

こちらの質問に回答していきたいと思います。

 

目標設定ができているのはとても良い

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なぜ勉強するか?何が目的か?があることはとても良いことです

質問者さんのように、

・簡単な映画を字幕無しで見れる。

・接客業なので、外国人の対応ができる。 など

目標設定ができているのはとても素晴らしいですね。

 

ここで、

外国人のお客さんへの対応ができること→英語のスピーキング力をつける

 

簡単な映画を字幕なしで見れること→英語のリスニング力をつける

 

この2つは違う技術ですので、最初は効果がすぐに体感できて、お仕事でも使える実践的な知識である外国人の対応ができる英語フレーズを学ぶことが良いと思います。

 

短期間で話したい英語フレーズを集中して覚えましょう

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短期間で話したい英語フレーズをたくさん覚える

それでは質問者さんからの要望があったように、やり方を番号順にお伝えします。

 

①外国人の対応ができる英語フレーズが書かれている本を購入します。

 

接客業用の英会話フレーズ集がAmazonなどで売られているので、そちらを利用しましょう。

 

 

言わずもがな、かもしれませんが、必ず音声がついているものを用意してください。

 

音声のお手本があることで、そちらを真似して言うと、通じる英語を高確率で手に入れることができます。

 

真似して同じような音声であれば、高確率で通じます。

 

②覚え方を工夫します。

覚える際は、1週間で曜日ごとに覚えるフレーズを分けて覚えるようにします。

 

例えば、月曜日はここからここまでの30フレーズずつのように決めます。

 

その日は同じ30フレーズを何度も何度も音を真似して覚えます。

 

曜日ごとに音声を決めることによって、次の練習まで1週間あいてしまうのですが、次回行った時に、「こんなフレーズあったなぁ。練習していたなぁ」と脳が反応して、想起能力というものが培われます。

 

この能力が、忘れにくくなるという能力につながります。

 

③発音チェックをします。

 

何度も何度も音声を真似して発音することで、音に慣れてきたなぁと思ったら、発音チェックをしましょう。

 

iPhoneやMacの方ならばSiri、またそれ以外の機器をお使いの方はGoogle翻訳などに音声で吹き込んで、あなたが発音される英語がしっかりと英語の音として認識されるかどうか?

確認しながら行いましょう。

 

あなたが意図した発音が、どうしても認識されない。

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どうしても発音が認識されない場合はどうするか?

もしあなたが意図した発音がどうしても認識されない場合に限り、

 

その音に関して、ウェブサイトを調べたりyoutubeを調べて、どうしたら近い音を出すことができるか?調べてみましょう。

 

発音は最初から1つ1つ完璧に練習するよりも、こうして、フレーズの中で覚えた方が早いです。

 

と言うのも、英語は少し複雑で、1つ1つの発音がうまくできたからと言って、フレーズの中でうまく発音できるとは限らないからです。

 

だとすれば、最初からフレーズの中から覚えていって、全体的に少しずつ発音がうまくなっていき、どうしてもできないところだけ応急処置で練習する、教えてもらうその方が効率が非常に良いのです。

 

僕の場合、フランス語でどうしてもrの発音が出ず、調べたら舌先を下の歯の裏につけるとあって行ったら、すぐに出るようになりました。このように重点的に絞ることで、発音だけ練習していて結局何も話せない、という事態を避けることができます。

 

デモンストレーションをしながら覚える

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デモンストレーションをしながら、本番への準備をしておく

④ある程度英語フレーズが言えるようになってきたら、今度はデモンストレーションをしながら覚えます。

 

たとえば、カフェやレストランでの接客であれば、お客さんとの挨拶から始まって、「何名ですか?」「喫煙しますか?」という最初の質問、さらに、英語のメニューをご希望なのか、それとも日本語でも大丈夫なのか聞いたり、

今日の調子を聞いてみたり、今日はどこにいってきたか?

 

それともどこに行くのか?聞いてみたり、もしそれで地図が必要ならば、地図はいりますか?おすすめの場所を伝える練習をしてみたり、、、

 

様々な状況を想像してみると、これも教えたい、これも伝えたいとワクワクして、よりこんな英語フレーズを学びたいなど、意欲が増しますよね。

 

このデモンストレーションはとても役に立ちます。

 

僕も海外旅行で話す前には必ずデモンストレーションでトレーニングしています。

 

だからこそ、テキストを見ないでもフレーズが口から出てくるようになります。

 

デモンストレーションが終わったら、実際の現場で実践

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デモンストレーションの次は本番をたくさん経験しましょう

⑤デモンストレーションが終わったら、実際の現場で実践しましょう。

 

もしくはオンラインのフリー英会話の場所で、先生にお願いして、お客さん役をやってもらいましょう。

 

こうして④と⑤を実践しながら、さらに話したい英語などを自分でメモして、調べたり先生に教えてもらうことで、接客の英会話の技術は上がっていきます。

 

映画の英語を聞き取れるようになるには、まずは1つの作品を選び、ディクテーションなどを行なうなど少し違う技術が必要ですので、また違う機会に説明できればと思います。

 

 

ご購読いただきありがとうございました。