カナダ留学合計10回(2回は自分、8回は引率)の著者が、
語学留学がうまくいくための日本人比率についてお伝えします。
ぼくも最初の2回の留学では日本人比率を見て、数ある語学学校の中から学校を選んでいました。
実際にはどうだったのか?お伝えしますね。
ウェブ上やパンフレットの日本人比率は・・・あてにならない
結論を先に言ってしまうと、カタログやパンフレット、ウェブ上の情報の日本人比率はあてにならないです。
ぼくも可能な限り少ない日本人の語学学校を調べて行きましたが、
クラスの中で8人中6人が日本人、なんてこともありました。
しかし、時期と場所と〇〇を選ぶとそれを回避することができます。
改善案1:カナダ留学で日本人が少ない時期を選びましょう
例えば、日本の大学は8月と9月が夏休み、2月と3月が春休みになります。
その間、学生たちが語学学校に行くという仕組みです。
もしかしたら、あなたもそうかもしれませんね。
その時は、人気の留学先、ニュージーラーンドでもオーストラリアでも、
カナダでもアメリカでも、日本人の生徒数自体は多くなります。
しかし、冬休みはなかなか生徒が外に出る生徒も少ないため、
その時期を狙うと良いと思います。
すると、日本人の比率が少ない状態で、語学学校でレッスンが受けられます。
冬のカナダはイルミネーションもめちゃくちゃきれいです。
特に、退職金をかけたり、
毎年豪華に行う人たちもカナダにはいるので、それが毎日のように楽しめます。
改善案2:カナダ留学で日本人が少ない地域を選びましょう
大都市部以外は日本人は少ないです。
例えば、カナダで言えば、バンクーバーよりも、少し先に行ったバンクーバーアイランドにあるナナイモとか。
行き帰りは少しだけ面倒になります。
でも、日本人はほとんど見られなくなります。
すると、時期に関係なく、日本人の比率が少ない環境で英語が学べます。
改善案3:カナダ留学で日本人比率が少ないのは、自分のレベルを上げたとき
ぼくが最初の語学留学をしたとき、10段階のレベルの時の6に入りました。
そのとき、レベル3や4には南米や北中米の人(ベネズエラ、ブラジル、メキシコ)の人が多かった。でも、5や6には日本人が多かったです。
その理由は、日本人は中学と高校でいちおう、英文法を行ってきているためです。
語学学校に入ると、プレイスメントテスト、というものがあって、
そこで、リスニング、リーディング、ライティング、スピーキングのテストがあります。
日本人はリーディングが他国の生徒よりもできるので、5や6に入るんですね。
そのため、もれなく、5や6に入ると日本人が多いとなるんです。
逆に、今、英語力がないひとは、そのままで行くと、周りに生徒がいない。
そして、今、周りの日本人と同じくらい、つまり文法はそこそこ、リスニングもそこそこだけどスピーキングが、、、という人は、語学学校に行っても同じレベルにたくさん同じようなレベルの日本人がいます。
だから、もしそこから抜けるなら、他の生徒たちに会えるとなります。
バンクーバーはカナダ第3の都市、日本からもカナダ全土の中では近い有名な場所なので、語学学校にも日本人生徒は多かったんですが、
ぼくは3回目の語学留学でレベルが上がっていたので、10段階で9の段階に入れました。
ちなみに1回目トロント レベル6(クラス10人中日本人6人)
2回目オーストラリアシドニー レベル7(クラス8人中日本人3人)
3回目バンクーバー レベル9(クラス4人中日本人1人)
レベルが高いほど日本人の人数は少なくなります。
たとえ、その語学学校の日本人比率が多くとも、です。
3回目のバンクーバー、アジア系が多いと言われていましたが、レベル9には旦那さんについて遊びにきたドイツ人の貴婦人、ブラジル人のテレビレポーターの人が在籍していました。
カナダ語学留学で日本人が少ない、というのは比率ではなく、
何が学べるのか?が大切です。
ぼくの場合はTESL (teaching English as a second language)のコースがあったり、
ASS (Advanced Speaking Skills) ALS (Advanced Listening Skills)のコースがあったことも1つでした。
カナダ語学留学で日本人であるわたしたちがうまくいくためには、
究極は語学学校に頼らずに、自分たちの英語力をまずは日本であげられるだけあげて
英語を使って何をするか?カナダ人と何がしたいか?考えていくのが大切と思います。