英検3級2022年第1回過去問の会話文、大問2の解説と重要ポイントをお伝えしていきます。
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16) Woman1: I often have lunch at the Treetop Cafe.
私はよくランチを食べます、ツリートップカフェで。
often = 「よく」副詞
have = 「持つ、食べる」動詞
eat も食べるという動詞ですが、eatはガツガツ食べる動作を表現し、haveは少しお上品な感じです。
Woman2: I do, too. 私もです。
( )
Woman 1: OK.
いいですよ。
選択肢
1 Have you tried the spaghetti there?
あなたはそこでスパゲッティを試したことがありますか?
have + tried(動詞の過去分詞形) で現在完了形、ここでは「〜したことがありますか?(経験)」を尋ねています。
2 May I take your order?
注文をお取りしても良いでしょうか?
may I 〜 = 許可をもらう表現です。
3 Shall we go there together sometime?
近々一緒にそこにいきましょうか?
shall we = let's 〜しましょう
sometime = 「近々、そのうち」
4 Can you make some for me?
あなたはいくらか私のために作ってくれませんか?
ということで、答えは3 になります。
17) Mother: I'm going to order the chicken curry.
母:私はチキンカレーを注文するつもりです。
am going to = 〜するつもりです、と将来のことを伝える表現です。
order = 「注文する」動詞
What about you, Fred?
あなたはどうする、フレッド?
what about you は「あなたはどうする?」と意見を聞く時の表現です。
Son: ( ) It looks delicious.
それは美味しそうに見えます。
選択肢1 I'll have the same. 僕も同じものを食べます。
I'll = I will
will「〜の予定です、その時決めた意見の時も使う」助動詞
same = 「同じ」名詞、the sameで同一のもの、と言う意味になります。
2 I went to a restaurant.
僕はレストランに行きました。
3 Not at the moment.
今はいらないです。 I do not have anything at the moment. 私は今は何も食べません、の略。at the moment = 今の所
moment = 「瞬間」名詞
4 I hope you're right.
私はあなたが正しいことを望んでいます。
hope = 「望む」動詞、そのあとは接続詞のthat が省略されています。
that + 主語 + 動詞= 主語が動詞すること、と言う意味になります。
right = 正しい、大問1で出てきたwrongは間違い、で対で覚えましょう。
ということで、答えは、1 I'll have the same. 同じものを食べます。
the chicken curry = the same = it が同じ意味です。
18) Boy: I called you last night, but you didn't answer the phone.
男の子:僕は君に電話をかけたんだ、昨夜、でも君は電話に答えなかった(出なかった)。
called = call 「呼ぶ、電話をかける」動詞の過去形
last night = 昨晩
didn't は一般動詞の過去形の否定文に用いられます。did not の短縮形です。
answer = 「答える、電話に出る」動詞、didn't のあとは原形になります。
Girl: Sorry, ( ) I have to give it to my English teacher.
女の子:ごめんね。( ) 私はそれを英語の先生に渡さなきゃいけないんだ。
have to = must = 〜しなければいけない。
17) もそうでしたが、18) もitが何かを見抜く問題です。
選択肢を見ていきます。
1 I forgot about your question.
私はあなたの質問について忘れました。forgot = forget「忘れる」動詞の過去形
forget - forgot - forgot (原形 - 過去形 -過去分詞形)の活用を覚えましょう。
これを選んだ場合、it = それ = your questionになるので、おかしいことになります。
2 I was writing a report.
私はレポートを書いていました。
be動詞+動詞のing形は、進行形、と呼ばれるものになります。
今回は過去形になっているので「〜していました」
今回の文ではこれが一番最適なので、2が正解です。レポートを先生に渡す必要があったということになります。
3 I don't have a phone.
私は電話がありません。
4 I don't know the answer.
私は答えがわかりません。
19) Grandmother : I can't hear the TV, Tony. It's very quiet.( )
おばあちゃん:私はテレビが聞こえないわ、トニー。それはとても静かです。( )
can't = can not の短縮形で、「〜できない」を表す助動詞
hear = 「聞く」動詞 hear - heard - heard(原形-過去形-過去分詞形)を覚えましょう。
また、listen to = 「聴く」こちらは耳を傾けて聴くときに使われます。
it = the TV
quiet = 「静かな」形容詞、対の言葉にloud「うるさい」があります。
Grandson: Sure, Grandma. I'll do it right now.
孫:わかったよ、おばあちゃん。僕はそれをすぐにやります。
it が何か?をみぬくんですよね。
right now = すぐに
選択肢を見てみましょう。
1 May I borrow your radio?
私はあなたのラジオを借りれますか?
May I 〜? = 許可を得るための表現
2 Is it too loud for you?
それはあなたにとってあまりに大きいですか?
3 Do you like this program?
あなたはこのプログラムが好きですか?
4 Can you turn it up for me?
あなたは私のためにボリュームを上げてくれませんか?
Can you 〜? = 「〜できますか?」と聞いてお願いする表現です。
turn up = ボリュームを上げる、熟語です。
turn down はボリュームを下げる。
it = the TV
ということで今回の選択肢は、4 になります。
it = turning the TV up テレビのボリュームをあげること、になります。
20) Daughter: Can we go shopping for clothes tomorrow?
娘:私たちは服を見に明日ショッピングに行けますか?
clothes = cloth 「服」名詞の複数形
Father : ( ) I'm really busy this week.
お父さん:( ) 僕は今週は本当に忙しいんだ。
busy = 「忙しい」形容詞、対の言葉はfree「ひまな」形容詞
選択肢を見ましょう。
1 You're probably right.
あなたはおそらく正しいです。
probably 「おそらく、たぶん」副詞
2 Maybe some other time.
たぶん、違うときに = また今度ね →やんわり断る時の定番の表現です。
今回の文脈にあうので、2が正解
3 They're in my bedroom.
それらは私の寝室にあります。
4 Thanks for this present.
このプレゼントをありがとう。