感謝してます。現役塾講師で、横浜市で塾を経営している宗形です。
僕は個別指導の塾をしているのですが、
毎年大手塾が合わないと言って、転塾してくる生徒
さらには、大手塾で聞けないから、と併塾してくる生徒さんがいます。
最近の僕の塾の調査でも、
僕の塾の良さは、
「大手のように無駄な宿題を出さないこと」
「やる気がそがれる量の宿題が出ない」
「親身になって話を聞いてくれ、できるまでとことん付き合ってくれる」
という声が聞かれました。
そのため、大手塾が合わない場合は、料金は少し上がるかもしれませんが、
早めに、個別の塾でかつ、先生が合う場所を見つけることが大切かと思います。
大手塾よりも個別塾よりも何よりも大切なこと
大手塾が合わない、と感じ始めて、生徒さんが言ってくるまでに時間がかかっている場合は、勉強自体がきらいなものになってしまっている可能性が高いです。
・わからないものをわからないままになってしまってあきらめてしまう。
・自分はできないんだー、と劣等感が生じてしまう。
・自分は勉強に向いていないんだー、と諦めが発生してしまう。
夏期講習や冬季講習の高額な費用を払ったとしても、
全く身に入らない勉強が続いてしまいますし、
何よりも、一番肝心な学校の勉強がもうやりたくない、となってしまいます。
塾は、学校の勉強の補完であるはずにもかかわらず・・・
塾が原因で学校の勉強がいやになるなんてことも
多々あるのです。
元来、勉強は楽しいもの。
「もっと、理解したい」「もっと知りたい」
こうなるのが本来の姿です。
それを実現するからこそ、もっと勉強する高校や大学への道がひらけます。
嫌な気持ちと葛藤をあまりせず、
この道を進みたいから、と子どもが腹を割っていける。
だからこそ、さらに学力が伸びるものだと思っています。
だから、大手塾が合わない場合は一度やめさせる、
やめるのは少し早いと思えば、休塾させる、
子どもさんと一緒に考える時間を持つことが大切かと思います。
大手塾が合わず、個別塾に行く場合の注意点
個別塾の中でも、僕の生徒が教えてくれましたが、
先生の異動が多く、見学の時だけすごい良い先生が来る塾さんもあるようですので、
そこはしっかりと入塾前に聞くようにしてください。
入塾したは良いが、その先生にはずっとは教えてもらえないという事態が発生してしまっては、元も子もありません。
また、正直にお伝えすると、
僕の塾では行いたいことを生徒さんに決めていただきます。
そのため、
宿題をたくさん出す、
やることが最初から決まっている
大量に時間を勉強する
という目標を持っていた子が、自分ではできない場合、稀にですが、大手塾に戻っていく場合があります。
もちろん、再度、また僕の塾に戻ってくる場合がございます。
そのため、ぜひ、子どもさんが大手塾が合わない場合は、子どもさんの大きな味方であるということを示す良いチャンスです。
以外と、子どもさんが小さい時に、親御さんが何を言ったのか、何歳になっても覚えていることが多い。
それくらい、小さな時の悩みって大きいんです。
ぜひ、寄り添ってあげて、最適解を探してください。
そして、最適解がその時はそうでも、違う個別塾に通った時に合わない場合もあります。
でも、叱らないで。さらに寄り添ってあげてください。
子どもは、時期が来たら少しずつ自分の進路を決め始めます。
その時に、「親は寄り添ってくれないんだ」となると一切相談しに来なくなります。
それよりも、
「あなたの味方だよ」と常に味方であってください。
以上です。