中学・高校の英語・英検の勉強プリント-大人の英語学び直しにも

中学と高校の英語教科書の解説。英語の成績をあげていきましょう。

勉強ができないけど、どうしたら良いですか?に塾講師が答えます。

感謝してます。実店舗の塾とオンライン塾を経営している宗形諭史と申します。

 

勉強ができない子が集まる塾

僕の塾はちょっと変わっていて、「勉強ができない子」が集まりやすい塾です。

何より、僕の塾、横浜にあるのですが、

大阪に家出した女の子が1番目の生徒さんだったくらいです。

 

勉強ができない子、大丈夫です。

道は必ずあります。

 

そう断言できるのは、こんなお話を聞いたことがあるからです。

 

「俺は、小学生の頃から勉強が嫌いだった。

学校の勉強が何になるのかわからなかった。

だから、成績が全然良くなかった。

 

学校に向いていない子は社会向きなんだよ。

社会で成功するためには社会向きの子が良いんだよ。

 

社会に出て勉強すると、学校とは違ってお金になるんだ。

勉強すればするほど、お金を稼げる。

社会向きの子は、早く社会に出るほうがいい。」

 

たしかこのような話をされていました。

それが、生涯納税額日本一を取られた、斎藤一人さんという方の言葉です。

 

 

僕の元にも、毎年、

大手や中堅の塾から「個別に行ってください」「個別の方が合うのでは?」とか

逆に、「どの塾も合わなかったのですが、受け入れてもらえますか?」

と親御さんと生徒さんが困っていらっしゃいます。

 

そして、勉強ができない子、とレッテルを貼られた生徒さんたちと対面します。

 

勉強ができない子、どうしたら良い?



勉強ができない子が、なぜか僕の塾で輝く

 

でも、

その子達と話をしていくと、発見があります!!

「この子はこういうことが好きなんだ」

「この子はもしかしたらこんなことが好きなんじゃないか?」

 

、、、と思って授業構成をしていくと、

 

例えば、

ある小学生の女の子は、漢字も算数も全部大っ嫌いなのに、法律のことは目の色が違ってノートを取り出す。

 

ある中学生の男の子は、横浜駅近くの川に飛び込むほどのやんちゃなのに、英語を話してみたら、感覚が良いので、プライベートで教え始めたら、覚えが良く、英検3級に合格!!

 

ある中学生だった男の子は、数学が全くできず、学校の先生や塾の先生のせいにばかりしていたのに、僕が進路指導した高校に行ったら、大得意のパソコンを駆使して、学校が大好きに!!

今や、目の色を変えて、1日5時間も数学と向き合う。

アルバイトもして、しかも大学を目指すようになった。

 

このような例は枚挙にいとまがありません。

 

勉強ができない子 = わるいことではありません。

勉強ができない子って、本当は、

学校の勉強やルールに当てはまらないってだけで、

学ぶことが嫌いなわけではないんです。

 

勉強ができない子って言われて、学校や家庭で劣等感を植え付けられると、

さらに、勉強なんてしたくないって気持ちになっちゃいます。

 

みなさんも経験ないですか?

 

「この人、絶対僕(もしくは私)のこと認めてくれない。

それなら、絶対やってやんないし、拒否してやる!!!」

 

学校の先生、家庭内で親御さんだけではなく親戚、おじいちゃんおばあちゃん、兄弟姉妹。

偏差値が高い、テストの点数が高い=良いと思っている人ばかりではなくなってきていますが、もしかしたら、そういった表情を出してしまったり、比較したり、成績の会話を出してしまうこともまだまだあるかと思います。

 

勉強ができないと言われる子達にぼくたちができる唯一のこと

子ども達は敏感なもの。

 

本当はその子が輝ける学校、もしくは進路があるはず!!

そして、その道で輝いて、やがては社会人になっていく。

それをあたたかい目で見守りながら、時には手助けしてあげることしかできないのではないでしょうか?

 

 

私たちの役割はそれだけ。

子ども達は勝手に成長していくのですから。

 

 

勉強ができない子たちの進路はとても楽しそう

本当に勉強ができない子、何人も見てきました。

1人は料理の専門学校に行きました。それでも、めっちゃ楽しくやっています。

僕の塾が良かったらしく、口コミを広げてくれています。

 

また、1人は、高校入学を一緒にがんばり、

さらには、高校3年生の時に僕の塾に戻ってきて、

大学までAO推薦で僕の指導をさせていただきました。

 

勉強ができない、どこの塾もお断り、と言われていた生徒達。

それが、思春期に、親御さんとともに成長することによって、

道を開いていっているんですね。

 

是非、勉強ができないからダメ、という考えはやめましょう。

そして、もしかしたら、そういったお子さんは、親御さんの常識を打ち破るために生まれてきているのかもしれません。

 

親御さんが価値観の方向転換をした瞬間、素敵な進路が見つかる様子を何度も目にしてきています。

 

子育て、大変かと存じますが、是非、勉強だけの視野で見ないで、

お子さんといられる限られた時間を、愛情たっぷりで育ててあげてください。

 

必ず、道はあります。

ただし、価値観が変わらなくてはいけません。

お子さんの話もしっかりと聞いてあげること。

ぶつかることも多々あり、一筋縄ではありません。

 

でも、それを乗り越えるために、勉強ができない、という課題を持ってきてくれているんです。

 

塾講師の独り言でした。