今回は、人生ってこんなことで好転するんだぁ、というお話です。
あなたは、思いがけずしてしまったあることが相手を傷つけてしまって、どうしても謝れなかったことってありませんか?
私は、あります。
そして、それを勇気を持って謝ることによって、実は大切なことに気づいた、今回はそんなお話です。
- 思いがけずしてしまったことが大きなことにつながることがある。
- 事件は剣道の道場に帰った時に起きました。
- 犯人探しが始まった。私は意気地なしでした。。。
- 時が解決してくれる?いや、胸のつっかえは取れませんでした
- 一生の後悔よりも、一時の恥ずかしさを選んで、思い切った行動をした
思いがけずしてしまったことが大きなことにつながることがある。
それは、小学5年生の時でした。
私は小さい頃、剣道をしていました。
その日、ある小学校で剣道の試合があり、試合後に校庭で遊んでいました。
その時、ふざけてお友達が着ていたパーカーのフードの中に、砂を入れてしまいました。
片手いっぱいの砂の量を、フードの中に入れたのです。
ただの遊びのつもりでした。
すぐに友達は気づくはずでした。
しかし、、、道場に帰った時に、そのことが事件に発展します。
事件は剣道の道場に帰った時に起きました。
試合が終わると、道場にいる先生に結果を伝えることになっていました。
団体戦なので5人で行って、5人で帰ってきました。
道場で待っていた先生と引率してくれた先生の2人が上座に座っています。
保護者のみなさんは側に座っています。
そんな中、事件が起こります。
遊び半分でフードに入れた砂の存在をすっかり忘れていた私。
砂を入れてしまったその友達が、先生の会話中になぜかフードをかぶったのです。
その瞬間、
砂がバシャーっと道場のフロアに落ちました。
犯人探しが始まった。私は意気地なしでした。。。
「だれだー?」「だれがやったんだー?」
先生の罵声が飛びました。
そして、先生や保護者さんの犯人探しが始まりました。
私はその場の雰囲気、空気、そして威圧感から、
「私がやった」とは言えませんでした。
私はそんなつもりはなかったのに。。。と思いながら、
その日から、
「どうして私はあの時、私がやったって言えなかったんだろう。」
「〇〇くんに謝りたいけれど、謝れない」
という自分を責める心苦しい日々を過ごすことになったのでした。
時が解決してくれる?いや、胸のつっかえは取れませんでした
その事件は、みんなに忘れ去られていきました。
しかし、私だけはいつまでも忘れられませんでした。
もちろん、1週間、1ヶ月、1年と時が過ぎていくに連れて、思いは少しずつ薄れていくのですが、どこかにしっかりと残っていたのです。
胸のつっかえが、ずーっと取れませんでした。
このままでは一生、忘れられなくなってしまう。
どうしよう。。。
一生の後悔よりも、一時の恥ずかしさを選んで、思い切った行動をした
そこで、中学2年生のある日、突然思い立って電話帳を開き、思い切った行動を起こしました。
「〇〇くんに謝ろう。」
電話をかけることにしたのです。
もうすでに、私もその友達もその道場には通っていませんでした。
だから、電話番号が使われているかもわからない。
それでも、電話をかけてみました。
すると、電話はつながりました。
「プルルルルルル、ガチャ」
でたぁ。
電話の主ははたして???
続きは次回にお伝えしますね。