感謝してます。
不登校から大学を目指し、予備校で影響を受けた先生の出身大学が志望校へ。
しかし、そこには偏差値至上主義が自分の中に残っていて苦しめていたことがわかります。
受験する大学は偏差値が一番のところばかり、当然不合格の連続でした。
今日はその続きです。「価値観を壊したのは女神様だった」というお話です。
- きっかけはふらっと立ち寄ったコンビニの中の雑誌だった
- 真鍋かをりさんの雑誌を見て、志望校が決定しました
- 縁があるところには奇跡的に呼ばれることがわかる
- どうしようもない悩みが起きた時は、貴重な教えや気づきに出会う時
きっかけはふらっと立ち寄ったコンビニの中の雑誌だった
頭の中はベートーベンが流れ、勉強をすると、運命が流れます。
現代文を読んでも文章が入ってきません。
読み始めると、「ダダダダーン」って音が頭に響く変な状態でした。
さらに、腰が痛くなって整体に行くと、「ヘルニア寸前ですね。」と言われました。
大学受験の大きな壁に立ち向かうも、体も心も限界を迎えていました。
もう、戦えない。
大学合格は所詮、無理なのかな?
半ば力が抜けて、あきらめた気持ちでした。
そんな中、当時、僕には定期的な習慣がありました。
好きな漫画があって、1ヶ月に1回それを立ち読みするためにコンビニに訪れていたのです。
いつも通り、コンビニで雑誌を読もうとすると、一際目立つ雑誌が隣に置いてありました。
可愛くハツラツとした女性が巻頭に掲載されています。
しかも、某国立大学に通う才色兼備」と書いてありました。
「ん?気になる。なんだろうこの女の子・・・」
真鍋かをりさんの雑誌を見て、志望校が決定しました
横浜国立大学に通っている、と真鍋さんの記事には掲載がありました。
横浜国立大学???
今まで京都大学しか知らず、私立も偏差値が高いところしか知らなかった偏差値至上主義の僕が、初めて違う大学にも目が行った瞬間でした。
調べてみよう。
早速横浜国立大学に資料請求して調べてみると、興味深い学部があることに気づきました。
その名も国際共生社会課程。
国際と共生がさけばれていた当時、最先端の学科で魅力的と直感で思いました。
そこで、志望校が急激に転換。
その課程を目指すことになりました。
縁があるところには奇跡的に呼ばれることがわかる
あの時、コンビニに立ち寄らなかったら。
あの時、あの雑誌に真鍋かをりさんが掲載されていなかったら、
おそらく今の僕はいないと思います。
と、数年前までは思っていました。
でも、そうではないのかもしれません。
あのとき、不登校になり、
体も心もその当時、考えうる自分の限界を迎えたからこそ、
価値観の変換ができる教えに出会えた、
実は必然のことだったのかもしれません。
どうしようもない悩みが起きた時は、貴重な教えや気づきに出会う時
最近読んだ本にこんなことが書かれていました。
試行錯誤し、もがいてもがいて、もがいた先に、ふっと「何か」に気づき、あれだけ苦しんでいた執着が形を変えることがある。
その「何か」は人によってちがうのだろう。しかし、その「何か」はその人にとっての「幸せに生きるための真実」なのだと思う。
p139「ペットがあなたを選んだ理由」塩田妙玄さん から抜粋です。
ペットのお話ではあるのですが、人生に深い気づきを与えてくれるとっても良い本でした。
また、斎藤一人さんからのお手紙にもとっても貴重なことが書かれています。
神はあなたに耐えられないような苦しみを与えるはずがないのです。
耐えられないような苦しみが来たときは、無上の喜びを感じる教えに出会うときです。
まさに、コンビニでの女神との出会いは、
偏差値至上主義をやめること、高校と同じ轍を踏んでしまうことをやめさせようと教えてくれていたのだと思います。