もし、あなたが勉強したことが2週間後にほとんど残っていないのに、
あることをすれば、2週間後にその9倍残っているとしたらどうでしょうか?
しかも、それが習慣化できたら
1日、2日、3日と学習していくと、
以前のあなたの、5倍、さらにその5倍(つまり25倍)、そしてさらに5倍(125倍)と
記憶力が高まっていきます。
小学生の時に落ちこぼれてどうしようもなかった僕が、
この秘訣を実践して
奇跡の学年1位を取れました。
感謝してます。諭史(さとし)先生です。
神奈川県横浜市で塾の先生をしています。
小学校の時に、机を蹴ったりと暴れまくっていて、成績がどん底だったのですが、
中学校になってから気持ちを一新させて、勉学に目覚めました。
その時に気づいた勉強のおかげで、中学校では成績が上位、中学3年生では400名以上いる学校で1位を取っていました。
その英語の勉強法をお伝えします。
英語は1に音、2に音、3に音
これ、当時、誰もやっていなかったと思うんですが、、、
今もなかなか生徒はやらないことですが、、、
お伝えします。
それが、
英語の音声を聞いて徹底的に=とことん真似をすること、です。
しかも、意味がわかっている状態で暗唱できるようにやります。
なぜ他の生徒がやっていなかったかがわかるか?というと、
ぼくの発音をみんなが笑っていたからなんです。
小学校の6年生の春休み、中学1年で当時は初めて英語を学んでいたのですが、
僕の手元には教科書はまだなく、音声だけがありました。
それを何度も聞いていたんです。
その時、monkey 「猿」の発音が「マンキー」だった。
だから、学校のクラスで、誰よりも声が大きかった僕が、英語のクラスで教科書の猿を発音した時、「マンキー」がクラス中にひびきわたりました。
クラス中大爆笑 ^0^/
でも、正しい発音だったんですよ。実は僕だけが。
先生が、「宗形(むなかた)くんは発音が良いですね」と褒めてくれたんです。
褒めてもらえたので、
その後も調子に乗って、発音強化にひたすらつとめる。
みんなは常に笑っていたんですが、テストでは50点、70点。
でも、僕だけ英語のテストは90点以上。
小学校の時、おちこぼれで、40点、50点と取っていた僕がこんな感じです。
これは、自分でもびっくりしました。
これはなぜか?というと、実はこんな科学的な理由があったんです。
「音から学び、さらに音を口から出すことで、記憶力がものすごく上がった」んです。
僕たちは日本語を学んだ時、書いたりして学んでない
「英語を覚えられない、話せない」という悩みは帰国子女や留学生、親御さんが英語を話す人ではない限り、みんなが持っています。
でも、「日本語を話せない」という悩みはない、ですよね?
赤ちゃんから、メモも特にせず、教科書はもちろん国語では学びましたが、話し言葉は家族や友達、習い事をしていた子達から学んでいませんか?
わざわざメモもしていなかったのに、なぜそんなに話せるのでしょうか?
実は日本語は、「耳から学び、口から出した」ことによって、
体験記憶によって、強化されたんです。
エドガーデールさんの学習の逆三角形によると、
このように、声に出して、体験しながら記憶をすると、
ただ読むという記憶が10%に対して、90%覚えているという結果も出ています。
それが、エドガー・デールさんが打ち出した学習の逆三角形
経験の円錐とも言います。
引用元:【経験の円錐を活用する】 | スマホ的グローバルライフのすゝめ★スマホトラベラーアオイのブログ より
ほとんどの人が、本を読む=教科書を読むだけ
という学習の方法をしていると思います。
僕が見ている生徒さんもほとんどは静かに教科書を読んだままです。
しかし、学習の逆三角形によると、
読んで学んだだけだと2週間後に覚えている割合は10%だけなんだそうです。
たしかに、
授業でただ教科書を読まされていた時って2週間後はほぼほぼ忘れてますよね。
特に興味のない教科なんて、何を勉強したのか忘れてしまいます。
だからこそ、勉強は自分には向いてないな。
点数が取れる人はガリ勉の人しかいないんだろうな。
僕は学生時代、そう考えていました。
でも、実際自分が1日1時間とか2時間も勉強していないのに、
中間テストや期末テストで学年でとても良い成績を取る奇跡を体感すると、
そうではないことに気づきました。
きっかけは、英語の予習でした。
僕の母が「中学校は勉強するところだよ。
勉強してないと、どんどんみんなに置いてかれるよ」
とある時言ったんですね。
純粋ながら、「へえ。中学校は勉強するところなんだ。
でも、小学校から勉強はそれほどできなかったから、別にいいや。
あ、でも、英語は初めてだから何かしておかないとかな」
こう思って、
その当時、母が働いていた学習教材の「はつらつ」というのについていた
付属の英語のカセットテープを聞いてみたんです。
すると、英語の発音が流れてきて、
・バナナがバナナじゃない。
・猿はモンキーじゃない。
衝撃的すぎました。
「やば、こんなん中学校で学んだら、ついてけないや。
何度も聞いとこー」
そう思って、毎日少しずつ聞いていたんですね。
聞いてると、CMのように何度も聞いているから頭の中に残って、
おもしろ半分で真似していたんです。
その習慣を使って、今度は学校の英語学習でも同じようにしたんです。
教科書の音声CDを買ってもらって、それを流し、
何度も発音してみました。
すると、教科書の本文がCM効果のように忘れなくなって頭から離れなくなったんです。
これ時系列的にまとめると、
英語音声を毎日少しずつ聞いていた。
↓
聞いてると、頭の中に残ったので、おもしろ半分で真似していた。
↓
その習慣が、今度は学校の教科書でもついていて
↓
教科書の音声CDを買ってもらって、それを流し、
↓
何度も発音。
↓
すると、教科書の本文がCM効果のように忘れなくなって頭から離れなくなった。
だから、テストでの並べ替え、日本語→英語訳、などなどすべて楽勝になりました。
もちろん、英単語は勉強しました。
リング付きの単語帳に書いて、単語帳を作りました。
今は便利なものがあります。中学生の場合は、教科書ワークを買うと、単語帳を作らなくても、勝手に印刷されているものがあり、それが使えます。
教科書ワークの例:光村図書はこちら
高校生の場合は、もう単語帳ではなくて、意味を覚える方が先決なので、
それはまたノウハウをお伝えいたしますね。
がんばれば、1ヶ月で1000単語の意味を覚えることも可能です。
話は戻しますが、
昔は、読むだけの学習法をしていたのですが、
英語の勉強を通して、
口に出すということを習慣化させたんです。
そして、他の教科でもそうなのですが、
わからないことは、先生になったかのように教科書ガイドの通りに自分の脳に言い聞かせました。
そろそろ、お腹いっぱいになってきたと思うので、1つ目のノウハウはここで終了にします。
次のノウハウもお楽しみに。