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イタリア-実際に遭遇した思わぬ詐欺の手口パート2

イタリア旅行で遭遇した詐欺パート2

今回はイタリア旅行で遭遇した詐欺の手口とその対処法の続きです。

みなさんも是非参考にされて、お気をつけください。

ナヴォーナ広場の写真

ナヴォーナ広場

実際に遭遇した思わぬ詐欺の手口パート1では、

ブレスレットを投げられて、それをとっさによけて回避したお話をしましたが

今回は、糸のブレスレットを無理やりつけられてしまった場合

はどうすれば良いかをお伝えします。

 

舞台はナヴォーナ広場で糸をつけられる

写真のナヴォーナ広場にて、

イケメン男性が、一瞬にして、白、緑、赤の糸を持ちながら

手首にまきつけてきました。

 

この時ばかりは「No.」と言っても、

一旦巻きついた糸を容易には取ってはくれませんでした。

 

まるで、餌を渡さなければ力を緩めないへびのように

糸を上手に絡めて、イタリアの国旗が如くブレスレットを作っていきます。

一瞬です。

 

警察も目をあちらこちらで見張らせているからでしょう。

男は、笑顔のまま、背中を向けて、

ブレスレットを作っている姿が目撃されないようにしていました。

 

そして、「20ユーロ」と声かけて来ます。

私たちが渋っていると、「早く10ユーロで良い」

男はかなり焦っているようでした。

 

そこで、私の友人の一人が良いことを思いつきます。

「This is a Japanese candy. It's really good.」

(これは日本の飴です。とっても美味しいんですよ。」

 

ここに来て、物々交換!!!

 

しかも、「お互いまぁ、良いか」と思える程度のもの

 

男はどうしたか?

飴を受け取って、去っていきました笑

 

いつも海外旅行ではお世話になった人などにお菓子を渡しているのですが、

それが役に立ちました。

みなさんも、いざと言う時、お金ではなく知恵だして、

お菓子を渡しましょう。

 

地下鉄であった、お釣り転がり事件

これはローマではなく、ミラノであったことなのですが、

地下鉄のチケットを購入しようとした時に、

なぜかイタリア人の男女が座り込んでいました。

 

そして、みんなの手伝いをしているようなのです。

 

具体的には、

「ここにコインを入れるんだよ」

「行き先は?」などですね。

 

イタリアのチケット販売機は、日本の自動販売機のように、

下からチケットが出て来て、ついでにお釣りも出てくるシステムになっていました。

 

その男女、さらに手伝ってくれます。

親切にもチケットを取り出しやすいように、

口を開けてくれている。

 

と思った瞬間、

お釣りが1ユーロ、2ユーロと勢いよく下に落ちて来た時に、

その二人がカバーを開けているものですから、

地面に1ユーロ、2ユーロ転がっていったのです。

 

ビーン!!!

 

そして、我が物顔で、私のお釣りのユーロを指で捕まえようとしたのです。

 

いやいやいやいやいや、と

心の中でかなり突っ込みましたが、

 

ここは、取られてはいけない、と動物的な感が働き、

そこで、私も負けじと、瞬発力を活かして、

落ちていったコインを本気で捕まえにいきました。

one euro

1ユーロ

 

その際、相手の指と私の指が同時に1ユーロに触れ合いました。

その瞬間、にらみをきかせて、「明らかに私のでしょう」と言う顔をすると、

相手は、5秒後に観念したのか、その指を離しました。

 

当然です笑

 

明らかに目の前で起こっていた出来事ですから。

私の1ユーロ。

 

イタリアの人は優しく人懐っこい人も多いのですが、

自分の身とお金は自分で守る。それが大切と感じた旅でした。

参考にしていただけたら嬉しいです。