前回は、偶然に塾が始まったことをお伝えしました。
頼みごとをされて、しかも自分では断れない状況・・・
それは神様が与えた天命なのではないか?と判断しました。
その理由は、本などを読んでいて、「仕事には呼ばれるもの」と学んだからでした。
しかし、今まで自分に起きたことがなかったことだったので、半信半疑でした。
今回は、半信半疑の状態から、塾は自分の天命だと実感することになったお話です。
実は、その生徒さん、あの映画のビリギャルの子以上にすごかったのです。
- 天命であれば、様々なところから助けが出る
- 「天命であれば、困ったことは起こらない」
- 中1の数学から手がつけられない状態だった生徒さん・・・受かるのか?
- 神奈川県の受験の仕組みが私のやりたいことと合致していた
天命であれば、様々なところから助けが出る
「仕事は選ぶんじゃないよ、呼ばれるんだよ」
「天命であれば、様々なところから助けが出る」
斎藤一人さんブログはこちらから
斎藤一人さんから仕事についてこのように教えていただきました。
教えていただきました、と言っていますが、本の中でです笑
さて、前回、家出をした娘さんのご両親の前で、
「教えること。わかりました。やってみます。」
と言ってはみたものの、不安材料は山積みでした。
具体的には、
1.私は塾の先生としてはおろか、家庭教師としても教えた経験がない
2.しかも、中学3年生の受験。
3.季節はもうすでに夏
4.学習用教材は1つもない
5.その家出少女、塾が大嫌い
そんなところからの挑戦でした。
さらに、私は福島県出身。
神奈川県の受験事情など全くの無知です。
外部模試はどのように受けたら良いのだろうか?
横浜に公立は何校あって、私立と併願とかはできるのだろうか?
とにかく、何もわからない手探りの状態でした。
「天命であれば、困ったことは起こらない」
多くの不安がある中、ご両親に約束をした以上は「とにかくやってみるしかない」と開き直って、できることからはじめてみました。
すると、ものすごい奇跡が起きます。
それは、私が通っていた「まるかん」の斎藤一人さんのお店の方が、地元で塾を30年間経営していたことがわかりました。
そのため、
・神奈川県の高校受験の仕組み
・塾の運営の仕方
・外部試験の受け方
・高校見学の仕方
などなど、事細かに指導してくださったのです。
「これぞ、奇跡!!!神様ありがとう。」
心の中で叫びました。
もちろん、目の前の先生にも、心から感謝しました。
助けが出ている。しかも、苦労が一切ない。
そんな事は初めてだったので、びっくりしました。
しかし、目の前の生徒さんがなんとすごい生徒さんだったのです。
中1の数学から手がつけられない状態だった生徒さん・・・受かるのか?
実はその家出少女、勉学に関してはかなり離れてしまっていて、小学生の漢字もほとんど読めませんでした。
もちろん、5教科で覚えていることもほぼゼロの状態です。
昔、ビリギャルという映画が流行りました。
その際、主人公の女の子が聖徳太子のことを「せいとくたこ」って呼んだことが有名でしたが、その生徒さん、そもそも漢字が読めない。
数学の計算も、中学1年生の減法から手が付いていない状態。
これでは、どんな高校さんも受からないだろう。
どうしよう。。。
しかし、ここでもついてることが起きました。
神奈川県の受験の仕組みが私のやりたいことと合致していた
そう思っていると、塾専用の私立高校見学の時に、こんなことを教えてもらえました。
「学校の成績を重視する。」
と言うことは、
私立高校と言っても、
学校で学んだことをしっかりと行う事、学校の成績をしっかりとあげる事が大切である。
これは私にとっては納得の行く事だったので、取り組みやすい情報でした。
小学校の基礎からのやり直し、
さらに入試のための勉強もとなると
流石にかなりの量の学習が必要。
今からでは間に合わないと思っていたからでした。
それに、そもそも塾が嫌いだから家出していることもあって、無理やり詰め込むことはできないと思っていました。
そこで、その日から、学校でのノートの取り方、提出物の改善から始めました。
すると、確実に合格が近づいていくようになり始めたのです。
続きは次回に。